
ぐにゃんです。
土日は友人達との用事で某温泉地へ。
週末を旧友たちと過ごし、久々にリフレッシュできた週末。
殺し合いの螺旋から外れた週末だった。
Withでのイイネの作業。
メッセージのやりとり、そしてアポ設定。
イイネを押した翌日にマッチし、そして、その翌日にアポが組まれた物件。
22歳、看護師、スト高っぽい、離婚歴有。
闇を抱えてそうな物件だったが、離婚歴があるという事で業者の心配を排除。
業者であれば、全男性からの評価を得るべく未婚にしておけばいいのだから。
とはいえ不安な気持ちを少し抱えたままではあったが。
爆速で決まったアポの地へぐにゃんは向かったのであった。
某平日 新宿

雨が降ったり止んだり、じめじめした気候のその日。
梅雨が本格化し、快晴の日が少なかったここ数日だった。
18時からのアポ設定ではあったが、早めについてブラブラしているという物件。
ぐにゃんも少し早く仕事が片付いた関係もあり、17:30。
まなかと、対面を果たした。
少し長めの栗色セミロング。低身長、水色のワンピース。
胸元に強調されるものもしっかりと確認でき、化粧は濃い感じだが、色白で小動物のような可愛らしい見た目。
―――美女だ

素直にそう思える物件と、2連続で会えた事にまずは感謝したい。
スト値は7
スト高が来るという期待をあまりしていなかった関係もあり、ぐにゃんは心躍った。
あくまでクールに、冷静を装って。
外に出て、物件をエスコートする。
道中も他愛もない話で盛り上げ、雰囲気は悪くない。
さぁ、後はどう攻略していくかだ。
一軒目 居酒屋

まなかと、ビールで乾杯した。
まなかは緊張から?か、よく話す子だった。
両親が居ない、離婚歴有。
闇を抱えているとは思えないような明るさが逆に気になった。
恋愛遍歴引き出しルーティン。
(´ω`)「前の彼氏とはどれくらいで別れたの?」
(*゚▽゚)ノ「1か月前位です!彼氏あんまり途切れた事ないんですけど、アプリでは2人とお会いしました!」
(´ω`)「へ~、前の彼氏はどんな人だったの?」
(*゚▽゚)ノ「自己肯定感が高くて、、、あっ、ぐにゃんさんと多分同い年です!でもDVやら束縛が凄かったんですよね~」
(´ω`)「そうなんだ、俺も自己肯定感結構高い方だと思うよ。笑」
(*゚▽゚)ノ「なんかそんな感じします。笑 ぐにゃんさんと話してると元カレを思い出します」
自分のモテ開示+ぐにゃんへの好意をストレートに示す様子が受けて取れた。
これが本音かどうかは分からないが、少なくともキモいと思っている男に言うセリフではない事がラリーからも伺える。
初動の反応は悪くない。
美女であることに媚びないように、態度に出さないように。
視線を胸元に落とさないように。
慎重に、価値伝達をしながらラポールを形成していく。
良い感じに和みが深まっていく。
食いつきはあるか?ある。
性的誘惑ステップを経ているか?否、対面席に案内された関係もあってか
ボディタッチなどは引き出せていない。
だが、目をしっかりと見て話すその姿にぐにゃんは即へのイメージを高めていった。
経験上、この物件はいける。
(*゚▽゚)ノ「なんか酔っ払ってきちゃいました。笑」
(´ω`)「そうなんだ、あんまり分からないね。」
(*゚▽゚)ノ「これ飲んだら出ましょうか」
少し、暗雲が立ち込めた。
フェイズシフトもそうだが、PUAは常に主体的でなくてはならない。
開始から1.5-2h程度。
次のアクションへの起点を、まなかに奪われてしまった、という感覚が全身を覆う。
とはいえ、IOIはあるし、経験上即れそうな可能性は高いと踏んだ。
フェイズシフト。
外に出た。
2時間弱という時間だったが、IOIも申し分ないし、ラポールの形成、価値伝達。今までの経験を活かし、ぐにゃんはまなかを即れると考えていた。
(´ω`)「もう少し一緒にいようか」
(*゚▽゚)ノ「いや、今日は帰ります」
グダ発生。
(´ω`)「嫌な事はしないよ、もう少し話したい」
(*゚▽゚)ノ「そういうのは2回目以降にしてほしいです」
そういうの、ってなんだ。
所謂、その先の身体の関係を暗に指しているのは分かった。
だが、ぐにゃん自身は即ではないと意味がないと考えている。
即打診を暗に仄めかしたうえで、まなかを帰してしまう事によって死番になる可能性が高い。
グダが強めだったので、一旦引き、普通の会話に戻していく。
(*゚▽゚)ノ「てか本当に行かないですよ?」
まなかの顔色が明らかに毛嫌いするような口調に変わった。
(´ω`)「分かってるよ、駅の方向に今向かってるから安心して。」
店からぐにゃん邸、駅は同じ導線にあったのでそれは間違いではない。
ただそれでもまなかの目は変わらなかった。
くそっ、打開策は無いのか。
必死に頭を動かす。
だが、それよりも早く終焉の時間は訪れた。
(*゚▽゚)ノ「今日はここで大丈夫です、有難うございました。」
明確な拒絶の色を放つその目に。
ぐにゃんが唯一出来た事は。
ささやかな抵抗だった。
(´ω`)「そっか、気をつけて帰ってね。」
後ろを振り返ることは出来なかった。
振り返ってしまったら、尚更後悔してしまうから。
振り返ってしまったら、自分を嫌いになりそうだから。
振り返ってしまったら、完敗を認めてしまう事になるから。
【総評】
→和み
いつも通りのルーティンに乗せて。
いつも通りのステップを踏んだ。
それでも即を達成できなかった。
かなりの時間をかけて、即れなかった要因を分析したが結論はこうだ。
・100人とアポって100人即れるという可能性は0であるということ(以下に要素分解)
・即れない層=属性(彼氏以外即絶対無理という属性、初めて絶対無理という属性)、状態(生理、風呂入っていない)、環境(彼氏が居る)等を持つ物件と当たってしまった
・ぐにゃん自身がまなかに対して刺さっていなかった
刺さっていた層でも、即れない層は一定層居る。
今回のまなかに対しては、準即を追って再アポを組めば確実だったかもしれない。
だが、それを見極めるのは当日の食いつきと属性であり、主に属性に依存している点が多いと思うが、その属性をアポの会話の中で100%引き出せるか、といえば相当な鍛錬が必要に感じる。
悔しかった。
スト7を即って、今回のエントリーも最高なものを書く予定だった。
22歳という若い肌を摂取して、自分自身の自己肯定感を上げる予定だった。
無理だった。
明確な拒絶の目は久々に見た。
自信を無くした。
反省をした。
書いているだけで落ち込んできてしまう。
それ位、今回のアポで負けた事はぐにゃんにとって大きかった。
次のアポは負けられない。
2連敗してしまうと、泥沼から抜け出せなさそうだから。
以上です。
アポ数:17
即数:12(30)